イー・アクセス(読み)いー・あくせす(英語表記)eAccess

知恵蔵mini 「イー・アクセス」の解説

イー・アクセス

日本の電気通信事業者で正式名称はイー・アクセス株式会社。主にADSL回線の卸売、及びイー・モバイルのブランド名での移動体通信サービスを提供している。ソフトバンクによる完全子会社化の発表で話題となった。1999年、インターネット・サービス・プロバイダとADSL回線の契約一括で提供するホールセール(卸売)企業として設立されたが、05年に移動体通信事業に参入。移動体通信事業運営会社として07年にデータ通信サービス、08年には音声通話サービスを開始した。12年10月1日に同社株式交換方式でソフトバンクの完全子会社になること及び、ソフトバンクモバイルと業務提携することを発表した。これによりイー・アクセスは13年2月下旬に上場廃止となる見込みとなった。イー・モバイル事業は完全子会社化されても継続する予定。

(2012-10-04)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015 「イー・アクセス」の解説

イー・アクセス

正式社名「イー・アクセス株式会社」。英文社名「eAccess Ltd.」。情報・通信業。平成11年(1999)設立。本社は東京都港区虎ノ門。インターネットサービスプロバイダにADSL回線を提供。関連会社イー・モバイル株式会社による携帯端末販売も展開。平成24年(2012)株式交換によりソフトバンクの完全子会社となり上場廃止。東京証券取引所第1部旧上場。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「イー・アクセス」の解説

イー・アクセス

ホールセール型のADSLサービス事業者。同社と提携しているプロバイダーと契約することで、ADSLサービスを利用できる。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android