ウィノーナ(英語表記)Winona

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウィノーナ」の意味・わかりやすい解説

ウィノーナ
Winona

アメリカ合衆国,ミネソタ州南東部の都市。ミシシッピ川河畔高台にあり,セントポール南東約 160kmに位置する。対岸ウィスコンシン州。町の起源は 1851年。ニューイングランドから来た移民によって形成され,ポーランド,ドイツからの移民がこれに続いた。地名はインディアン,スー族の伝説の女性名「ウェノーナ」がなまったもの。ミシシッピ川の重要な河港となり,製粉,製材工業で発展した。その後は多種類にわたる工業をもつ都市に変貌し,医薬品,化粧品,金属製品,化学肥料,潤滑装置,製粉などの諸工業が盛ん。ウィノーナ州立大学 (1860創立) がある。人口2万 5399 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android