ウェイト(活字)(読み)うぇいと

世界大百科事典(旧版)内のウェイト(活字)の言及

【活字】より

…さらに19世紀末から20世紀にかけてはアメリカのガウディFrederic William Goudy(1865‐1947),イギリスのギルEric Gill(1882‐1940)ら多数のデザイナーが新しい活字を作り出した。このように欧文活字の書体は,種類が非常に多く複雑のようであるが,図案的に同一系統の書体は,字幅の広狭,字面の黒さ(ウェイトという)の軽重の変化に応じて,それぞれシリーズseriesにまとめられ,その各シリーズを集めて一つのファミリーfamilyができている。ただし,欧文活字の基本的書体は,基本的にはゴシック(テキストともいう),ローマン(ベネチアン,オールドスタイル,モダンの3種がある),スクリプト,エジプシアン(スクエアセリフともいう),サンセリフ,それぞれの斜体であるイタリックの6種に集約される。…

※「ウェイト(活字)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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