ウェゲナー,P.(読み)うぇげなー

世界大百科事典(旧版)内のウェゲナー,P.の言及

【怪奇映画】より

…次いでブラム・ストーカー原作《吸血鬼ドラキュラ》の初の本格的な映画化であるF.W.ムルナウ監督の《ノスフェラトゥ》(1922)が現れる。すでに,大戦1年目の14年に,《ノスフェラトゥ》の脚本を書いたヘンリク・ガーレンの脚本,シュテラン・ライとパウル・ウェゲナー監督で,ユダヤ伝説による《ゴーレム》の初の映画化が行われるなど,サイレント期のドイツ映画が,怪奇と幻想映画の源流であったのは確かである。 一方,当時から,ヨーロッパの映画状況と作家をすばやく移入していたハリウッドは,ドイツからパウル・レニ(《裏町の怪老窟》1924)を呼んで《猫とカナリア》(1927)などをつくらせ,デンマークからベンヤミン・クリステンセン(《謎のX》1914,《妖術》1921)を招いて,《悪魔の曲馬団》(1926)などを撮らせた。…

※「ウェゲナー,P.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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