ウェンステイン,L.(読み)うぇんすていん

世界大百科事典(旧版)内のウェンステイン,L.の言及

【菌交代現象】より

…主として化学療法剤使用時などに,その薬剤に対する耐性菌が異常に増殖する現象。1946年にアメリカのウェンステインL.Weinsteinは,ある感染症があって,抗生物質による化学療法を行っている際に他の耐性菌による感染症が随伴したのを観察し,これを新疾患とし,次いで54年に重感染(重複感染)superinfectionという新しい言葉を提唱した。一方,フランスではブリズーJ.Brisouが〈選択と交代による慢性感染症〉という論文を発表した。…

※「ウェンステイン,L.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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