ウク・チャイ(読み)うくちゃい

世界大百科事典(旧版)内のウク・チャイの言及

【グエン・チャイ】より

…太祖没後は官を辞して隠棲したが,2代皇帝太宗謀殺の疑いをかけられて処刑された。レ朝初期の代表的詩文家でウク・チャイ(抑斎)と号し,《ウク・チャイ詩集》のほか,抵抗戦争の間に起草した文章を集めた《軍中詞命集》や明軍撃退を天下に布告した〈平呉大誥〉,ベトナム最初の地理書となった《嶼地志》を収めた《ウク・チャイ集》6巻を残した。民族文字チュノムの最も古い資料とされる長編詩《家訓歌》の作者とも考えられてきたが,真偽を疑う説もある。…

※「ウク・チャイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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