ウスペンスキー寺院(読み)ウスペンスキージイン

デジタル大辞泉 「ウスペンスキー寺院」の意味・読み・例文・類語

ウスペンスキー‐じいん〔‐ジヰン〕【ウスペンスキー寺院】

Uspenskiy soborУспенский собор》⇒ウスペンスキー大聖堂
Uspenskin Katedraaliフィンランド首都ヘルシンキにある北欧最大のロシア正教会寺院ロシア建築家アレクサンデル=ゴルノスタイッフの設計により、1868年に完成。赤煉瓦れんが造りの重厚なスラブビザンチン様式で、13個の黄金色キューポラ丸天井)がある。

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世界の観光地名がわかる事典 「ウスペンスキー寺院」の解説

ウスペンスキーじいん【ウスペンスキー寺院】

フィンランドの首都ヘルシンキ(Helsinki)のマーケット広場近くにある、北欧最大のロシア正教教会。ヘルシンキ中央駅からは徒歩約20分、マーケット広場から徒歩約5分の場所にある。前世紀のスラブビザンチン様式を代表する赤いレンガの教会で、13個の黄金色のキューポラがある。1860年にロシア人建築家ゴルノスタイッフの設計により建設が始まり、1868年に完成した。教会内部の聖壇ギリシア正教の伝統に従って東側にあり、天井の頂と聖壇の天井は蒼く色彩され、聖画壁と教会堂の3つの壁には、イコンが掛けられている。◇日本語では「生神女就寝大聖堂」と呼ぶ。ウスペンスキー寺院は世界各地の正教会の聖堂の名称になっている。

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