ウポポイ(読み)うぽぽい(英語表記)UPOPOY - NATIONAL AINU MUSEUM and PARK

デジタル大辞泉 「ウポポイ」の意味・読み・例文・類語

ウポポイ

アイヌ語で「大勢で歌うこと」の意》北海道白老町にある「民族共生象徴空間」の愛称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「ウポポイ」の解説

ウポポイ

2020年7月に北海道白老(しらおい)郡白老町に開業した国立の施設「民族共生象徴空間」の愛称。失われつつあるアイヌ文化を復興・発展させるとともに、アイヌ文化の発信拠点としての役割を担うことを目的として作られた。「ウポポイ」はアイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」を意味する。同施設は国立民族共生公園として整備され、国立アイヌ民族博物館、体験交流ホール、国立民族共生公園、工房、慰霊施設などで構成されている。アイヌ古式舞踊上演や伝統芸能体験、食文化体験や伝統工芸品の製作体験などをすることができ、アイヌの文化を五感で感じることができる「体験型フィールドミュージアム」と位置づけられている。

(2020-7-14)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウポポイ」の意味・わかりやすい解説

ウポポイ

民族共生象徴空間」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android