ウルバンバ川(読み)ウルバンバがわ(英語表記)Río Urubamba

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウルバンバ川」の意味・わかりやすい解説

ウルバンバ川
ウルバンバがわ
Río Urubamba

ペルー南部を流れる川。アマゾン川の源流の一つ。プノ県とクスコ県の県境付近のアンデス山脈中に源を発し,北西に約 700km流れたのち,アンデス東斜面でアプリマク川と合流し,ウカヤリ川となる。上流部はビルカノタ川と呼ばれ,シクアニ,ウルコス,ウルバンバなどの町を流れ,沿岸はインディオ農民が住む人口密集地帯となっている。ウルバンバの下流にあるトロントイ峡谷ではわずか 30kmの間に水位が 3400mから 2400mに急降下する。下流部沿岸は人口希薄地帯。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android