エイマン(英語表記)Heymans, Corneille

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エイマン」の意味・わかりやすい解説

エイマン
Heymans, Corneille

[生]1892.3.28. ヘント
[没]1968.7.18. クノク
ベルギーの生理学者。ヘイマンスとも呼ぶ。 1930~68年,ヘント大学薬理学教授,エイマン研究所所長。大動脈頸動脈洞に化学受容体が存在して血中酸素量や血圧変化をとらえ,呼吸調節を行うことを発見して,38年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android