エッカルト,J.G.(読み)えっかると

世界大百科事典(旧版)内のエッカルト,J.G.の言及

【モーツァルト】より

…一家の旅行は,さらに続き,63年6月から始まる西方への大旅行は,ミュンヘンのバイエルン選帝侯宮廷再訪をはじめ,ドイツ各地の歴訪,ベルギーを経てパリ訪問,翌64年のロンドン訪問,さらに翌年のオランダ滞在,そして66年のパリ再訪からスイスを経て同年11月末のザルツブルク帰郷と足かけ4年にわたる長大なものであった。この間,ベルサイユ訪問とルイ15世の御前演奏,パリ在住ドイツ人作曲家(クラビーアとバイオリンのためのソナタの先駆者ショーベルトJohann Schobert,ピアノ・ソナタの最初期の作曲家エッカルトJohann Gottfried Eckardら)との出会いと最初のソナタの連作(クラビーアとバイオリンのため。K.6~K.9)の出版,ロンドンでのクリスティアン・バッハの薫陶,最初の交響曲(K.16,K.19,K.619aなど)の作曲,オランダでの大病といった数多くの経験をもっている。…

※「エッカルト,J.G.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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