エディト マティス(英語表記)Edith Mathis

20世紀西洋人名事典 「エディト マティス」の解説

エディト マティス
Edith Mathis


1938.2.11 -
スイスのソプラノ歌手。
ルツェルン生まれ。
ルツェルンの音楽院で学び、さらに声楽チューリヒでエリーザベト・ボスハルトに師事する。1957年ルツェルン市立劇場で舞台デビューし、’59年ケルン市立歌劇場に出演し、注目を浴びる。’60年ザルツブルク音楽祭に出演し、’62年グラインドボーン音楽祭でケルビーノを歌い、名声を確立する。その後、ハンブルク国立歌劇場ニューヨークメトロポリタン歌劇場ロンドンのコヴェント・ガーデン王立歌劇場にも出演する。レパートリーは幅広く、透明な声と簡明な表現、歌の演出力にも優れている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android