エデス・イレーネ ソーデルグラン(英語表記)Edith Irene Södergran

20世紀西洋人名事典 の解説

エデス・イレーネ ソーデルグラン
Edith Irene Södergran


1892 - 1923
フィンランド詩人
16歳で結核にかかり、貧しい長い闘病生活の後31歳で没す。ニーチェに傾倒し、予言的で独断的叫びの詩を残し、挑戦的な人生観を新表現法で示す。マヤコフスキーパウンド、後期リルケらと同時代で、死後モダニズムの天才詩人として評価が高まる。作品に「詩」(’16年)、「バラ祭壇」(’19年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android