世界大百科事典(旧版)内のエバ・ペロン(人名)の言及
【ペロン】より
…1919‐52)であった。 46年の大統領選で圧勝したペロンは,社会正義(労働者の保護),経済的自立(工業化と国有化),自主外交を柱に独自の改革を推進し,なかでも大統領夫人みずから主宰した慈善組織エバ・ペロン財団は,活発な救貧活動を展開して政府の社会政策の一端を担った。ペロンは51年再選されたが,しだいに経済政策の面で行き詰まり,翌年のエビータの死は大衆に幻滅感を与えた。…
※「エバ・ペロン(人名)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」