エメチェタ,B.(読み)えめちぇた

世界大百科事典(旧版)内のエメチェタ,B.の言及

【アフリカ文学】より

…だが,グギが《拘禁――一作家の獄中記》(1981)で,アーマが《二千の季節》(1973),《療術師たち》(1978)で試みたような民衆史再定義の動きは,うっ屈した現状の歴史的根源をとらえ直し,これまでのアフリカ史観に根本的変換を迫るもので,アフリカ文学の新たな方向がすでに切り拓かれつつあるのは明るい兆しである。なお,女流作家としてサザランドEfua Sutherland(1924‐ ),オゴトGrace Ogot(1930‐ ),ヌワパFlora Nwapa(1931‐93),ヘッドBessie Head(1937‐86),アイドゥAma Ata Aidoo(1942‐ ),エメチェタBuchi Emecheta(1945‐ )らがいるほか,児童文学の出版も盛んになってきた。【宮本 正興】。…

※「エメチェタ,B.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android