エルフィンストン(英語表記)Mountstuart Elphinstone

改訂新版 世界大百科事典 「エルフィンストン」の意味・わかりやすい解説

エルフィンストン
Mountstuart Elphinstone
生没年:1779-1859

イギリス東インド会社支配下のボンベイ知事。在任(1819-27)中ボンベイ管区の徴税行政教育制度整備に力を尽くした。特にマドラス管区に続いてライーヤトワーリー制度を導入したことは有名。また第3次マラーター戦争では武勲をたてた。C.T.メトカーフ,T.マンロー,W.ヘースティングズ,A.ウェルズリーらと並ぶ当時の代表的な東インド会社指導者で,彼の著書うちインド史》(1841)は名著といわれる。
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山川 世界史小辞典 改訂新版 「エルフィンストン」の解説

エルフィンストン
Mountstuart Elphinstone

1779~1859

イギリスの植民地行政官。16歳で東インド会社書記としてベンガルに渡り,ボンベイ知事(在任1819~27)で引退した。インドの事情に精通した学者行政官として知られ,『インド史』(41年)ほか多数の著書がある。

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367日誕生日大事典 「エルフィンストン」の解説

エルフィンストン

生年月日:1779年10月6日
イギリスのインド行政官,歴史家
1859年没

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