オカダンゴムシ

百科事典マイペディア 「オカダンゴムシ」の意味・わかりやすい解説

オカダンゴムシ

甲殻類等脚目オカダンゴムシ科の1種。単にダンゴムシと通称されることも多い。体長10〜14mm,幅はその2分の1ぐらい。各体節が腹側に湾曲して球状に丸まる。腹肢は外肢気管を備える。雄の第2,3腹肢は交尾針変形。体色は灰色ないし暗褐色。ほぼ全世界に分布し,枯葉や朽ち木などの下に生息する。海岸には近縁ハマダンゴムシがすむ。
→関連項目ワラジムシ

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改訂新版 世界大百科事典 「オカダンゴムシ」の意味・わかりやすい解説

オカダンゴムシ

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世界大百科事典(旧版)内のオカダンゴムシの言及

【ダンゴムシ(団子虫)】より

…オカダンゴムシともいう(イラスト)。宅地,花壇,畑などの朽木,枯葉や石の下など,陰になった湿気のあるところにすみ,触れたりすると,体を完全な球状にまるめることのできる小型の陸生の甲殻類。…

※「オカダンゴムシ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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