オデッサ物語(読み)オデッサものがたり(英語表記)Odesskie rasskazy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オデッサ物語」の意味・わかりやすい解説

オデッサ物語
オデッサものがたり
Odesskie rasskazy

ソ連作家 I.バーベリの短編集。『王様』 Korol',『オデッサでのできごと』 Kak eto delalos' v Odesse,『父親』 Otets,『コサック・リュープカ』 Kazachka Lyupkaの4編から成る代表作。 1931年刊。革命前のオデッサを舞台に,ユダヤ人の生活,そこに住むギャングたちの生活が,独特の文体で鮮かに描かれている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android