オデッソス(英語表記)Odessos/Οδησσός

デジタル大辞泉 「オデッソス」の意味・読み・例文・類語

オデッソス(Odessos/Οδησσός)

ブルガリア北東部の都市バルナの、古代ギリシャ時代における名称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のオデッソスの言及

【オデッサ】より

…産業面では機械・造船を中心とする重工業が発達し,またオデッサ港は,交通面でも漁港としても,黒海沿岸の都市の中で中心的な位置を占める。オデッサの名は,古代ギリシアの植民市オデッソスがこの地にあったと誤って想定されたことに由来している。しかし,現在のオデッサの起源となったのは,トルコ人が15世紀に建設した集落ハジベイであった。…

【バルナ】より

…付近に古代遺跡が多い。 前6世紀の前半にギリシア人たちがつくった植民市が町の始まりで,オデッソスOdēssosと呼ばれた。町は要塞でもあり,交易基地としても繁栄したが,その後マケドニア,ローマ,ビザンティンの支配を経て681年にブルガリア王国治下のバルナとなった。…

※「オデッソス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android