オドーエフスキー,A.I.(読み)おどーえふすきー

世界大百科事典(旧版)内のオドーエフスキー,A.I.の言及

【オドーエフスキー】より

…ロシアの小説家,哲学者,音楽評論家。デカブリストの詩人のオドーエフスキーAleksandr Ivanovich Odoevskii(1802‐39)の従弟。早くからドイツ哲学,とくにシェリングの影響を受け,ロマン主義的な哲学サークル〈愛智会〉の会長をつとめた。…

【デカブリスト】より

…その結果,ペステリ,ルイレーエフら5人の首謀者が絞首刑,121人がシベリア徒刑ないし流刑となった。彼らのなかには,処刑されたルイレーエフ,シベリアに流刑されたキュヘリベーケルV.K.Kyukhel’beker(1797‐1846),オドーエフスキーA.I.Odoevskii(1802‐39)らの詩人,一兵卒に降格されカフカス勤務を命じられたベストゥージェフなどプーシキンの友人・知己が多く含まれている。シベリア流刑者らの罪が許されヨーロッパ・ロシアに戻れたのは,ニコライ1世の死後即位したアレクサンドル2世の治世になってからである。…

※「オドーエフスキー,A.I.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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