オネガ[湖](読み)オネガ

百科事典マイペディア 「オネガ[湖]」の意味・わかりやすい解説

オネガ[湖]【オネガ】

ロシア北西部にある。面積約9890km2ヨーロッパで2番目の大きさをもつ。最深120m。11月から5月凍結。漁業が盛ん。スビリ川,ラドガ湖を経てバルト海と,南岸沿いの運河によってボルガ川と,白海バルト海運河によって白海と連絡している。なお白海南西部はオネガ湾となっており,ラチャ湖に発するオネガ川(全長416km)が注いでいる。沖合キージ島にはロシア正教の木造教会群がみられ,ユネスコ世界遺産に指定されている。

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