オノグル(読み)おのぐる

世界大百科事典(旧版)内のオノグルの言及

【マジャール人】より

…7~8世紀ころにドン川中流へ移り,ここでブルガール,トルコ系諸族の文化的影響を受けた。このとき密接な関係のあったオノグルOnogur族の名前から,外国語での〈ハンガリー人〉(スラブ語系のvenger,ドイツ語のUngar,フランス語のHongrois,英語のHungary)が出ている。マジャール人は9世紀にはドニエストル川とドン川の間へ移り,895‐896年に族長アールパードÁrpád(?‐907ころ)に率いられて,カルパチ盆地(ハンガリー盆地)に入り,独自の国家を建てた。…

※「オノグル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android