オリンピック聖火(読み)オリンピックせいか(英語表記)Olympic flame

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オリンピック聖火」の意味・わかりやすい解説

オリンピック聖火
オリンピックせいか
Olympic flame

オリンピック競技大会の期間中,聖火台にともされる火。古代ギリシアで開かれていた古代オリンピックにおけるゼウス祭壇の聖火にならって,1928年の第9回アムステルダム大会から採用された。ギリシアのオリュンピアで採火しリレーによって会場に運ぶようになったのは,1936年第11回ベルリン大会からである(→聖火リレー)。1952年第15回ヘルシンキ大会からは,オリンピック憲章に規定され,大会に欠かせない行事となった。(→アムステルダム・オリンピック競技大会ヘルシンキ・オリンピック競技大会ベルリン・オリンピック競技大会

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android