オーガスト・カール ライシャワー(英語表記)August Karl Reischauer

20世紀西洋人名事典 の解説

オーガスト・カール ライシャワー
August Karl Reischauer


1879.9.4 - 1971.7.10
米国の長老教会宣教師,日本研究家,神学者
元・明治学院教授。
イリノイ州ジョウンズバラ生まれ。
1905年に妻と共に来日し、明治学院、日本神学校等に勤務する。また、東京女子大学創立(’18年)に力を尽くし常務理事に就任した。日本聾唖学校の設立にも協力している。’41年帰国し、ユニオン神学校で宗教史を教えた。日本文化の研究家として知られ、特に「往生要集」の翻訳は有名。東京都名誉都民に選ばれている。長男は日本研究家のロバート・ライシャワー次男は元駐日米国大使エドウィン・ライシャワー。著書に「人格不死論」(’11年)、「日本仏教の研究」(’17年)。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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