精選版 日本国語大辞典 「オークランド」の意味・読み・例文・類語
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翻訳|Auckland
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ニュージーランド最大の都市。人口124万(2005)。北島北部,ノースランド半島の基部にあり,中心部はワイテマタ湾とマヌカウ湾にはさまれた狭い地峡部(幅13km)に位置する。両湾とも港湾として利用される。ワイテマタ湾にはオークランド・ハーバー・ブリッジ(長さ約1km,1959建設,69拡張)がかかり,ヨットレースで知られる。平均気温は最暖月(1,2月)19.2℃,最寒月(7月)10.6℃。年降水量は1268mm。オークランド市をはじめ北のタカプナ市,南のパパトエトエ市,マヌカウ市など22の地方自治体に分かれている。マオリ族の人口が多く,太平洋諸島出身者を含めて1都市のポリネシア系住民の人口としては世界最大。この国第1の工業都市で,都心から約30km南のグレンブルックにある鉄鋼業(1969開始)をはじめ各種の工業が発達。国際空港があり,東京直行便も開設された。港はコンテナー・ターミナルを持ち,この国第1の貿易港で,輸出額の約1/4,輸入額の約1/2を占める。中心部にはオークランド大学(1882創立),マオリ族関係の展示のある戦争博物館(1929開設)などがある。また市内にいくつかの死火山があり見晴台になっている。1840年ホブソン総督がマオリ族に対する戦略的位置に着目して建設し,65年まで首都,71年市制。市名はインド総督オークランド伯に由来する。
執筆者:谷内 達
アメリカ合衆国カリフォルニア州中西部,サンフランシスコ湾東岸の工業・港湾都市。人口39万5274(2005)。1851年にサンフランシスコとの間にフェリー運航が開始され,その後,大陸横断鉄道の到来とともに栄え,さらに1906年のサンフランシスコ大地震を契機に著しい人口増加がみられた。第2次大戦中には軍需産業により活況を呈し,戦後,人口は減少ぎみであるが,完全に都市化した湾東地域の中心都市である。機械,金属,化学,食品加工などの工業が立地。国際空港や,近代的なコンテナー基地を中心とするカリフォルニア有数の海港をもつ。対岸のサンフランシスコとは,ベイ・ブリッジと湾岸高速電車(BART)で結ばれる。市名はオークの林に由来する。
執筆者:矢ヶ崎 典隆
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...
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