オーバープレゼンス（英語表記）over-presence

デジタル大辞泉

オーバープレゼンス（overpresence）

目立ち過ぎること。また、過度の経済的進出についてもいう。

出典　小学館

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

オーバープレゼンス
over-presence

ある国で特定の外国の存在が特に目立ち，その国の国民の反感を買うなど好ましくない影響をもたらすこと。外国の駐留軍の存在など政治面でもオーバープレゼンスの例はあるが，日本との関係で特に重要なのは，経済面のそれである。たとえば (1) 特定の外国の輸出品が国内市場にあふれることによるもの，(2) 特定の外国の商品や企業の宣伝が目立つことによるもの，(3) 特定の外国からの対外直接投資の急増によるもの，などがあげられる。 1980年代後半からは先進国においても対外直接投資の急増を背景に (3) のタイプの問題を生じさせるおそれが出てきている。今後は地元との融和を図るなど「良き企業市民」としての行動が日本の企業にますます求められている。

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