精選版 日本国語大辞典 「カイザー」の意味・読み・例文・類語
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ドイツ表現主義の劇作家。マクデブルクの商家に生まれ,南米に渡るが病をえて帰国,創作活動を始め,74の戯曲のほか小説,詩などを残した。作品にはストリンドベリ,ウェーデキント,シュテルンハイムらの影響が指摘される。旧約聖書の英雄的存在を性欲のとりことなる女に変身させた《ユダヤのやもめ》(1911)で頭角を現し,〈新しい人間〉を追求する反戦劇《カレーの市民》(1914)の発表によって国際的に名を知られるようになった。その後,第1次大戦の経験にもとづいて,既成の道徳や人間の脱個性化を風刺する問題作をつぎつぎと発表し,〈思考遊戯者Denkspieler〉と呼ばれた彼の独得な作風は,1920年代の舞台を席巻した。貨幣経済の非人間性を問う《朝から夜中まで》(1916)をはじめ,《ガス》二部作(1918,20),《ガッツ(避妊薬の名)》(1925)などは,日本でもいちはやく紹介されている。ナチス政権成立後は,作品の執筆,出版,上演を禁止され,スイスに亡命した。
執筆者:小島 康男
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「皇帝」を意味するドイツ語。ロシア語のツァーリと同じくローマのカエサルに由来する。初め神聖ローマ帝国皇帝の称号として用いられ,その崩壊後オーストリア皇帝,またドイツ帝国の皇帝に用いられた。
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出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
…(2)caesarは本来ラテン語の家名でありながら,アウグストゥス以来皇帝を意味する称号となった。ここから,ゲルマン語では,たとえば現代ドイツ語のカイザーKaiserが,スラブ語でも,たとえば現代ロシア語のツァーリtsar’が生まれた。tsar’称号もまた,imperator称号と同じく中世でビザンティン帝国のbasileus称号と等置されたが,そのtsar’称号を,920年代にはブルガリア人シメオン1世が(先行ブルガリア人支配者の称号khan=汗にかわって),1346年の戴冠式にはセルビア人ステファン・ドゥシャンが(kralj称号にかえて),1547年の戴冠式にはロシア人イワン4世が(先行支配者たちが最初に帯びていたknyaz’(公)称号,のちに帯びるようになったvelikii knyaz’(大公)称号の代りに),それぞれとなえたのは,いずれも,ビザンティン帝国の標榜する世界皇帝理念に対するみずからの態度表明としてであった。…
※「カイザー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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