カカオバター

デジタル大辞泉 「カカオバター」の意味・読み・例文・類語

カカオ‐バター(cacao butter)

カカオ脂

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「カカオバター」の解説

カカオバター

 カカオ脂,ココアバターともいう.カカオのマメを焙焼し,磨砕してカカオマスを得,それからとった脂肪で,チョコレートなどの製菓材料にする.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のカカオバターの言及

【カカオ】より

…粉末を圧搾して脂肪を去ったものがココアcocoaである。得られた油がカカオバターで,人間の体温ほどで液化し,マーガリン,ポマード,医薬に用いる。カカオはテオブロミンというアルカロイドを約1%含む。…

【ココア】より

…嗜好飲料の一種。カカオ樹の実すなわちカカオ豆を焙炒(ばいしよう)し,殻を除き,圧搾して脂肪分(カカオバター)を除いて粉末にしたもの。ココア製造過程でカカオバターを除かず,香味料や砂糖を加えたものがチョコレートである。…

【食用油】より

…(12)パーム核油(カーネル油) アブラヤシの果実の核を原料とするもので,チョコレート,アイスクリームなどの業務用加工に用いられる。(13)カカオ脂 カカオ豆を原料とするもので,カカオバターともいう。融点範囲がせまく,口中でさっと溶けるのが特徴である。…

※「カカオバター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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