カナシミコモリグモ(読み)かなしみこもりぐも

世界大百科事典(旧版)内のカナシミコモリグモの言及

【クモ(蜘蛛)】より

…また雄が前脚で雌の前脚を軽くたたき,その刺激で動けなくさせて目的を果たすクサグモAgelena limbata,トサカヤミイロカニグモXysticus crisiatusなど。さらにナゲヤリコモリグモLycosa amentataやカナシミコモリグモL.lygubrisなどのように,雄が触肢を雌の面前で上下左右に手旗信号のようになんべんも繰り返しふり,そして雌の納得を得て初めて交尾態勢に入るのもいる。さらにまたオオジョロウグモNephila maculataのように,雄が雌の1/5しかないものでは,交尾のチャンスは雌が餌を食べているときしかない。…

※「カナシミコモリグモ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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