カバリー,E.P.(読み)かばりー

世界大百科事典(旧版)内のカバリー,E.P.の言及

【アメリカ合衆国】より

… アメリカ合衆国の教育は社会の複雑な多元的構造,文化的多様性,国民の関与の深さといった特性を忠実に反映している。教育史家E.P.カバリーは〈合衆国のように多彩な民族が移民として寄り集まっている連邦国家では,政府は指導力に乏しく,官僚は市民の多数派に押され,宗教は強力な統合力となりえない。国民を統合する力としてアメリカが依存しうるのは,公教育制度,出版・報道,政治の三つであり,なかでも他の二つの力を形成する源泉である教育にこそ,アメリカの将来がかかっている〉と指摘している。…

※「カバリー,E.P.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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