カミーユ ジュリアン(英語表記)Camille Julien

20世紀西洋人名事典 「カミーユ ジュリアン」の解説

カミーユ ジュリアン
Camille Julien


1859 - 1933
フランスの歴史家。
元・ボルドー大学教授,元・コレージュ・ド・フランス教授。
マルセイユ生まれ。
エコール・ノルマル・シュペリウールで歴史学の教員資格を取得。1891年ボルドー大学教授、1905年コレージュ・ド・フランス教授となる。’24年アカデミー・フランセーズ会員となる。フェステル・ド・クーランジュ実証主義の方法を継承する。フランス建国に至るローマ属領下のガリア研究で有名。著作は「ガリア史」「ボルドー史」「近世フランス史学概観」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android