カラ・ホト(読み)カラホト

百科事典マイペディア 「カラ・ホト」の意味・わかりやすい解説

カラ・ホト

中国内モンゴル自治区西部,エチナ川(弱水)の東方にある西夏都城跡,および元のエチナ城跡。ハラホトともいい,名称はモンゴル語で〈黒い城〉の意。コズロフスタインらが発掘調査西夏文字で記された文書のほか多数の遺物を発見。なお1930年―1931年付近で漢の木簡が発見され,漢の居延城であることが確認された。

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「カラ・ホト」の解説

カラ・ホト
Khara Khoto

西夏の古都遺跡。中国の内蒙古自治区西部,エチナ川の下流デルタにある。20世紀初めにロシアイギリスなどの調査団が西夏文字などの文書を大量に発見し,西夏,モンゴル研究に貢献した。元代まで都城として使われた。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「カラ・ホト」の意味・わかりやすい解説

カラ・ホト
からほと

ハラ・ホト

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カラ・ホト」の意味・わかりやすい解説

カラ・ホト

ハラ・ホト遺跡」のページをご覧ください。

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