カルユービーヤ県(読み)カルユービーヤ(英語表記)Al-Qalyūbīyah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カルユービーヤ県」の意味・わかりやすい解説

カルユービーヤ〔県〕
カルユービーヤ
Al-Qalyūbīyah

エジプト北部,ナイルデルタの頂点カイロの北に位置する県。ナイルデルタで最も人口稠密。主要都市は県都ベンハーをはじめ,カルユーブ,ハーンカ。タウフィーキー運河とイスマーイーリーヤ運河によって灌漑され,人口の約 60%は農業従事農産物トウモロコシ綿花小麦クローバー。カイロという大市場が近いため,果樹園や野菜園が多い。面積 1001km2。人口 286万 8000 (1990推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android