カロル(読み)かろる(英語表記)K. S. Karol

精選版 日本国語大辞典 「カロル」の意味・読み・例文・類語

カロル

〘名〙 ⇒キャロル

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デジタル大辞泉 「カロル」の意味・読み・例文・類語

カロル(carol)

キャロル

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「カロル」の意味・わかりやすい解説

カロル
かろる
K. S. Karol
(1924―2014)

フランス在住の旧共産圏問題ジャーナリスト。ポーランドに生まれたが、1939年独ソによるポーランド分割で自動的に旧ソ連市民となり、ロストフ大学を卒業。1946年ポーランド国籍に復帰し、1950年パリに移住して『ヌーベル・オプセルバトゥール』誌や『ル・モンド』紙に寄稿し、共産圏の動向分析に健筆を振るった。『フルシチョフ西欧』『毛沢東(もうたくとう)の中国』『カストロの道』など多くの著作がある。

[木村明生]

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世界大百科事典(旧版)内のカロルの言及

【クリスマス・キャロル】より

…フランスのノエル《ヨセフは良き嫁をめとりぬ》に見られる日常的庶民的な発想や,ドイツのクリスマスのリート《バラが咲いた》(日本基督教団賛美歌96番《エサイの根より》)に見られる,イエスの降誕を冬の真夜中に花開く一輪のバラにたとえたイメージの鮮烈さなどを,その例として挙げることができよう。 キャロルcarolの語源は,中世フランスの輪舞カロルcaroleであるとされている。14~15世紀イギリスのキャロルには,輪舞の際の歌唱形式にふさわしく,折返し句が1句ごとに反復される形がよく見られ,ラテン語と俗語(方言)が入りまじっているのが特徴である。…

※「カロル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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