カートン

デジタル大辞泉 「カートン」の意味・読み・例文・類語

カートン(carton)

厚紙製の箱。
一定数製品紙箱に詰めたもの。タバコ10箱を詰めた紙箱など。
銀行商店などで、現金の受け渡しに使われる小さな盆。カルトン

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「カートン」の意味・読み・例文・類語

カートン

〘名〙 (carton)
① 厚紙、段ボールなどで作られた紙の箱。
※水中都市(1952)〈安部公房〉「体の一部分のようにいつも離さないボロボロのカルトンを開け」
② タバコを一〇個箱づめ包装したもの。
金閣寺(1956)〈三島由紀夫〉三「彼は座席から、米国煙草を二カートンとり出し」
商人などがお釣りの小銭などを入れて客に差し出す丸盆。また、銀行などで現金を入れて差し出す、プラスチックなどで作られた皿。

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普及版 字通 「カートン」の読み・字形・画数・意味

通】カートン

戯画

字通」の項目を見る

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栄養・生化学辞典 「カートン」の解説

カートン

 ボール箱ともいう.商品の包装や輸送容器に使われる板紙.また,その板紙を使って作った箱.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のカートンの言及

【カルトン】より

…しかし16世紀ベネチア派以後の近代的油彩画ではその意義は相対的に減少する。英語では,この種の絵画用下図をカートゥーンcartoonと呼び,一方の厚紙の意味でのみ用いられるカートンcartonと区別する。(3)英語のcartoonは,さらに時代が下って風刺画や漫画の意味を持つにいたるが,そのわけは次のごとくである。…

※「カートン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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