カール[4世](読み)カール

百科事典マイペディア 「カール[4世]」の意味・わかりやすい解説

カール[4世]【カール】

神聖ローマ皇帝(在位1355年―1378年),ドイツ王・ボヘミア王(在位1346年―1378年)。ボヘミア王ヨハンの子。1346年皇帝ルートウィヒ4世の対立王に選ばれる。1355年戴冠,1356年金印勅書を発布して国内を整備した。アビニョン捕囚中の教皇のローマ帰還を実現。ボヘミアの経済的繁栄,文化的隆盛を招来し,帝国の政治的重心は東へ移動した。
→関連項目カルロビ・バリジギスムントプラハ大学ルクセンブルク朝

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android