ガス入り電球(読み)ガスイリデンキュウ

デジタル大辞泉 「ガス入り電球」の意味・読み・例文・類語

ガスいり‐でんきゅう〔‐デンキウ〕【ガス入り電球】

フィラメント気化を防ぐため、窒素アルゴンなどのガスを封入した電球。現在の白熱電球がこれに相当。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のガス入り電球の言及

【電球】より

…エジソンの電球ではフィラメントに京都府綴喜(つづき)郡八幡町でとれた竹を焼いて作った炭素が用いられたが,現在ではタングステン線をコイル状に巻いたものが使われている。空気中でタングステンを高温に熱するとたちまち焼き切れてしまうので,通常,約3/4atm(点灯時には約1atm)のアルゴンガスを封入したガス入り電球が使われている。ガラス球には透明なものと,つや消しがある。…

【ラングミュア】より

…この研究のなかで,有名な〈ラングミュアの吸着等温式〉を導き,固体表面上における化学反応の機構を解明する重要な手がかりを生んだ。また,これらの基礎研究に基づき,ガス入り電球を発明した。さらに,液体表面上における単分子膜の研究に取り組み,配向単分子層の存在を実証するとともに,この分野の研究の基礎を確立した。…

※「ガス入り電球」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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