ガッコウチュウ(顎口虫)(読み)ガッコウチュウ

百科事典マイペディア の解説

ガッコウチュウ(顎口虫)【ガッコウチュウ】

元来はネコイヌなどを終宿主とし,その胃壁に寄生するガッコウチュウ科の線虫であるが,ヒトが第2中間宿主のライギョなどを生で食べると,2〜3mmの幼虫成虫にならずに,皮下などに迷入し,時おり痛み,発赤,はれを起こし,それが移動する。有効な薬はまだない。
→関連項目センチュウ(線虫)

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android