ガーベッジコレクション(英語表記)garbage collection

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガーベッジコレクション」の意味・わかりやすい解説

ガーベッジコレクション
garbage collection

コンピュータ用語。リスト対象とするプログラムシステム (LISPがその代表的なもの) において,プログラムが実行されていくにつれて,リストの削除などで切り離されむだになって放置された番地 (ガーベッジという) があちこらに散らばって存在するようになる。一方,プログラムが利用可能な空いている場所はフリーリストとして管理されているので,使い捨て番地をフリーリストにつないで再び使用可能とする必要が生じる。この操作をガーベッジコレクションという。 LISPの場合などでは,フリーリストがなくなった時点でガーベッジコレクションを行う。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android