ガーンジー[種](読み)ガーンジー

百科事典マイペディア 「ガーンジー[種]」の意味・わかりやすい解説

ガーンジー[種]【ガーンジー】

ウシの品種名。イギリス領チャネル諸島のガーンジー島原産の乳牛ジャージー種と同系統で,体型ジャージー種に似るが,やや大型。毛色は淡黄褐色。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のガーンジー[種]の言及

【ウシ(牛)】より

…乳量は年3500kgくらいであるが脂肪率が約5%と高く,脂肪球も大きいのでバターの原料乳として優れている。(3)ガーンジー種Guernseyイギリス海峡にあるガーンジー島原産。褐色に白斑があり体はジャージー種よりやや大きい。…

【ガーンジー[島]】より

…面積63km2,人口5万9000(1991)。温暖な気候を利用して,北部の低地では花卉(かき),ブドウ,トマトなどの市場園芸が,南部の台地ではガーンジー種の乳牛飼育が盛んなほか,イギリス,フランスからの観光客が多く,空路も開設されている。フランスのコタンタン半島の西方沖に位置するため,11世紀ころからノルマン人が入植し,現在でもノルマン・フランス語が日常語となっている。…

※「ガーンジー[種]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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