キジ科

デジタル大辞泉プラス 「キジ科」の解説

キジ科

鳥綱キジ目の科。シチメンチョウ亜科・ライチョウ亜科・キジ亜科を含む。南極大陸を除く全大陸に広く分布日本ではキジ、ヤマドリ、ライチョウなどが知られる。家禽ニワトリをはじめ、食用歴史も古い。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のキジ科の言及

【家禽】より

…おもな家禽とその祖先である野生種は次のとおりである。 (1)キジ科 ニワトリ(セキショクヤケイなどをインドで約5000年前に馴化(じゆんか)),ウズラ(野生のウズラを日本で江戸時代に馴化),シチメンチョウ(ヤセイシチメンチョウを北アメリカで原住民が馴化し,16世紀にヨーロッパへ紹介),ホロホロチョウ(野生のホロホロチョウを西アフリカで馴化)。(2)ガンカモ科 アヒル(マガモを北半球の各地で馴化),ガチョウ(サカツラガンを中国で,ハイイロガンをエジプトで馴化,ヨーロッパで改良),バリケン(ノバリケンをペルーで馴化)。…

※「キジ科」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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