キャサリン アシュトン(英語表記)Catherine Ashton

現代外国人名録2016 「キャサリン アシュトン」の解説

キャサリン アシュトン
Catherine Ashton

職業・肩書
政治家,外交官 英国終身上院議員(労働党) 元欧州連合(EU)外交安全保障上級代表(外相),元EU欧州委員会副委員長

国籍
英国

生年月日
1956年3月20日

出生地
ランカシャー州

本名
アシュトン,キャサリンマーガレット〈Ashton of Upholland,Catherine Margaret〉

学歴
ロンドン大学卒

学位
Ph.D.

経歴
ロンドン大学で経済学を学ぶ。卒業後は働く身体障害者の地位向上や恵まれない子供への支援、核軍縮、人権活動などに取り組み、チャールズ皇太子の慈善団体幹部を経て、1999年一代貴族となり労働党の終身上院議員。2007年6月議院運営を統括する上院院内総務(閣僚級)に就任枢密院議長兼任。労働党政権では法務政務次官も務めた。2008年10月議員を休職して欧州連合(EU)の通商担当欧州委員に就任し、韓国との自由貿易協定(FTA)の締結、世界貿易機関(WHO)の多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)などを担当。交渉能力への評価が高く、2009年11月新設の欧州連合(EU)外交・安全保障上級代表(外相)に選出、12月就任。EU欧州委員会副委員長兼務。2014年退任。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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