キュリー点(読み)キュリーてん

精選版 日本国語大辞典 「キュリー点」の意味・読み・例文・類語

キュリー‐てん【キュリー点】

〘名〙 温度上昇によって、強磁性体強誘電体がその性質を消失する臨界温度ピエール=キュリーによって発見された。キュリー温度

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デジタル大辞泉 「キュリー点」の意味・読み・例文・類語

キュリー‐てん【キュリー点】

キュリー温度

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化学辞典 第2版 「キュリー点」の解説

キュリー点
キュリーテン
Curie point

[同義異語]キュリー温度の【Ⅰ】

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キュリー点」の意味・わかりやすい解説

キュリー点
キュリーてん

キュリー温度」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のキュリー点の言及

【キュリー温度】より

…(1)強磁性体が常磁性体へ相転移するときの温度。発見者P.キュリーにちなみこの名があり,キュリー点ということもある。この温度より高い温度では,強磁性体では自発磁化が消失し,常磁性状態となる。…

【誘電体】より

…これを強誘電相転移という。この相転移点(キュリー点ということがある)以上の温度では,誘電率は温度が下がるとキュリー=ワイスの法則に従って増大し,相転移点で発散する。強誘電相転移の高温相では,誘電率はNaClのような常誘電体とはまったく異なり,したがって,常誘電相ではなく,パラ誘電相と呼ばれる。…

※「キュリー点」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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