キンモクセイ(金木犀)(読み)キンモクセイ(英語表記)Osmanthus fragrans var. aurantiacus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キンモクセイ(金木犀)」の意味・わかりやすい解説

キンモクセイ(金木犀)
キンモクセイ
Osmanthus fragrans var. aurantiacus

モクセイ科の常緑小高木。高さ 4mほどに育つ。葉は有柄で対生し,披針形から長楕円形で葉縁鋸歯がある。晩秋,葉腋に黄橙色で芳香を放つ筒形4弁の小花を多数つける。雌雄異株であるが,日本で植えられているのは雄株だけである。中国原産で暖地に適し,庭木として好んで植えられる。ギンモクセイ (モクセイ) は近縁種であるが花色が白いので区別できる。

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