キーピング(英語表記)Keeping, Charles

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キーピング」の意味・わかりやすい解説

キーピング
Keeping, Charles

[生]1924.9.22. ロンドン
[没]1988.5.16. ロンドン
イギリスの絵本作家。第2次世界大戦後工芸学校に入ってエッチングを学び,石版術の講師となる。幼時期に親しんだ波止場マーケットなどの下町風景が作品のおもな背景で,少年時代に印刷所に奉公したり海軍の通信手として従軍した経験なども作品のテーマに生かされている。代表作『まどのむこう』 Through the Window (1970) は,窓越しに見おろすロンドンの路地に起こる出来事を描いた絵本。絵具を塗り重ねた幻想的な明暗が不思議な美しさとなっている。ほかに"Inter-City" (1977) などの作品がある。

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デジタル大辞泉プラス 「キーピング」の解説

キーピング

花王製造、販売する洗濯用糊剤のブランド。すすぎ時に入れるタイプやアイロン時にスプレーするタイプなどがある。

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