クフシュタイン(英語表記)Kufstein

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クフシュタイン」の意味・わかりやすい解説

クフシュタイン
Kufstein

オーストリア西部,チロル州の都市。ドイツ国境に近く,イン川に沿う。8世紀末に歴史に現れ,1393年都市権を獲得。 13~14世紀にはバイエルンに属したが,1504年以降オーストリア領。現在博物館となっているゲロルトセック砦 (13世紀) は,16世紀にマクシミリアン1世により高度に要塞化された。夏の観光保養地冬季のスポーツ基地。工業ではスキー,ガラス器,金属加工品,武具などの生産が行われる。人口1万 3528 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android