翻訳|Khmer Rouge
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
フランス語で〈赤いクメール(の人たち)〉の意味。反仏容共派から共産党までのカンボジアの左翼の総称。狭義にはカンボジア共産党を指す。ベトミン系のクメール抵抗派の流れをくむ人民党は,その一部が1960年結成のサンクム(人民社会主義共同体)に参画し,サンクム左派を形成したが,サンクムを指導するシアヌークに弾圧され,67年から地下活動に入った。70年にロンノルによるクーデタでシアヌークが解任されると,直ちにシアヌークと結んでカンプチア民族統一戦線を結成し,国内闘争を展開,75年に首都プノンペンに入城した。しかし,この闘争を通じて形成された主流のポルポト派と反主流のヘンサムリン派などとの対立が表面化した。前者は文化大革命の影響を受けた親中国派で,76年成立の民主カンボジアの主導権を握った。現在はキューサンファンが代わってゲリラ活動を行っている。後者は79年にカンボジア人民共和国を樹立した親ベトナムの現政権である。
執筆者:石沢 良昭
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新