クラム,W.L.(読み)くらむ

世界大百科事典(旧版)内のクラム,W.L.の言及

【景気循環】より

… ところが,1920年代にはいって,キチンJ.Kitchin(生没年不詳)が,アメリカとイギリスにおける1890‐1922年間の手形交換高,物価,利子率の変動を検討して,ジュグラー・サイクルのほかに平均40ヵ月の周期をもつ循環があり,一つのジュグラー・サイクルはしばしば3個の小循環,ときとして2個の小循環からなっていることを発見した。同様な循環がほぼ同時にクラムW.L.Crumにより1866‐1922年のニューヨークの商業手形割引率の分析によって明らかにされた。これがキチン・サイクルである。…

※「クラム,W.L.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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