デジタル大辞泉
「クリップ」の意味・読み・例文・類語
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クリップ
〘名〙 (clip)
① ものをはさんだりとめたりする道具。
書類をとめるものや、万年筆のキャップについたものなど。〔新らしい
言葉の
字引(1918)〕
②
髪の毛をカールさせるために髪の毛を巻きつけてはさむ金具。
※モダン化粧室(1931)〈ハリー牛山〉「クリップや
ヒーター等を用ひますと」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
クリップ
くりっぷ
clip
紙などを挟んでとめる用具。数枚の紙をとめる針金製(樹脂製もある)のゼムクリップと、てこの原理を活用してばねの力で数十枚の紙を挟む目玉クリップとがある。ゼムクリップは、線材の太さによって、小(29ミル。1ミルは0.0254ミリメートル)、大(32ミル)、特大(42ミル)の3種類がある。現在は線材にプラスチックを用いたものも多く出回っており、形態も多種多様である。大正末期にドイツから機械を取り寄せて、大阪で生産されたのが最初であり、現在も国内生産の90%は大阪でつくられている。なおプラスチック製のものは1959年(昭和34)ごろから出始めた。
[野沢松男]
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