クルチモウスキー,R.(読み)くるちもうすきー

世界大百科事典(旧版)内のクルチモウスキー,R.の言及

【農学】より

…彼の《農業および生理学への化学の応用》は今日なお名著であり,物質の循環に対する考え方を提起し,テーアの〈腐植質説〉に対して〈無機栄養説〉を主張し,〈最少養分律〉を唱え,農芸化学を創始した。ドイツでは,その後クルチモウスキーR.Krzymowskiらが,農学は体系的農学,農業史,農業地理学の3分野を統合したもので,体系的農学は農業生産学(植産学,畜産学,農産加工学),農業経済学から構成されるとして,再び経営面に力をそそいだ農学の重要性を説いた。 フランスにも農学研究者ともいうべき学者が,19世紀には現れていた。…

※「クルチモウスキー,R.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android